【今週の一枚】
American Football - LP4 [Polyvinyl 2026]
米イリノイ州のAmerican Footballによる7年ぶりの4thアルバム。
これまでの作品同様今回も正式なアルバム名は無く、通称「LP4」と呼ばれている様。
ドラマーのSteve Lamosが一時脱退した時期もあったようだが、無事復帰を果たし、ギター・ボーカルのMike Kinsella、ベースのNate Kinsella、ギターのSteve Holmesの4人のオリジナル・ラインナップが集結し作品作りが進められたようだ。
ファースト・アルバムがリリースされたのが1999年の事なのでバンドは30年近い歴史を誇る中で4作目というのは寡作な方ともいえるが、Mike KinsellaはJoan of ArcやOwenなど多くのプロジェクトで多数の作品を発表しており、常に活動し続けてきた印象だ。
2019年の「LP4」発表後のツアーを終え一年の休養を経て次作に取り組む予定だったのが、コロナ禍のなか再開には至らず、リモートでの制作にもトライしたものの、なかなか上手くいかなかったらしい。
その後MikeとNateのプロジェクトLIESのアルバムがリリースされ、American Footballとしての活動も本格化、今作の完成に漕ぎ付けたという経緯らしい。
ポスト・ロック、エモの文脈で語られる事が多い彼等、スケール感溢れるダイナミックなバンド・サウンドとリリシズムが同居する音楽性は健在だ。
今回のアルバムにはTurnstileのBrendan Yates、Rainer MariaのCaithlin De Marrais、そしてWispことNatalie R. Luといった面々がコーラスで参加、作品に華を添えている。
7月には2019年以来のフジロックへの参加で久々の来日が予定されている模様。














