2012年10月26日金曜日

Natasha



【今日の一枚】



Bat For Lashes - The Haunted Man [Parlophone 2012]


このヒトって声域も狭いし、所謂「巧い」ヴォーカリストとかではないけど、スケールの大きさというか貫禄みたいなのを感じさせてくれるアーティストで、この3rdアルバムでもそういう印象を深めましたです。
それにしてもこのジャケット…。


2012年10月22日月曜日

オスロの哀愁




【今日の一枚】




The Little Hands of Asphalt - Floors [Spoon Train Audio 2012]

ノルウェーのオスロをベースに活動するMonzanoなるバンドのフロントマン、Sjur Lyseidのソロ第二弾なんだそう。
シンプル&オーガニックなアコースティック路線のサウンドに繊細なヴォーカルがなんとも切ない響き。
そっと寄り添うように優しい音なんだけど、どこかエモーショナルな印象も感じさせてくれて聴かせます。

2012年10月16日火曜日

渾身




【今日の一枚】

Kaki King - Glow [Velour Recordings 2012]




純粋なインスト作は久々のような。
個人的には彼女のウタもなかなか味があると思ってるんですが、こんなにも緊迫感溢れるアルバムを聴かされてしまうと、「やっぱりウタ要らん!」なんて。
こりゃ渾身の力作でしょう。
独創性の塊のようなギター・プレイは冴えわたっているし、冒頭の「Great Round Burn」の怒涛のストリングス・アレンジもハマりまくってますわー。


2012年10月12日金曜日

出来ますれば



【今日の一枚】



Aimee Mann - Charmer [Superego Records 2012]

まあ相変わらずというかなんというか、安定してますわな。
このヒトやロイド・コールは、これからも今くらいのペースでこういう安心して聴けるクオリティの作品をリリースしていってくれると嬉しいです。


2012年10月5日金曜日

清廉潔白



【今日の一枚】



Lavender Diamond - Incorruptible Heart [Paracadute 2012]

2007年のデビュー・アルバム『Imagine Our Love』に続く5年ぶりのセカンド。
少しばかり輪郭が曖昧で、どこかノスタルジックな趣のサウンドが素敵なバンド。
Becky Stark嬢のヴォーカル・スタイルも派手さとは無縁ながら、その優しい歌声はメロディの良さを十分に引き立てているのでは。
Princeの「Purple Rain」やMadonnaの「Like A Prayer」をトリビュート盤で取り上げているというのも好感度大ッス。
そういえば今作にもDave FridmannがMixerとして名を連ねている模様。

2012年10月2日火曜日

Halifax, Canada



【今日の一枚】



Wintersleep - Hello Hum [Tom Kotter Records 2012]

未だにDave Fridmannプロデュースと聞くと迷わず手を出してしまいたくなるんですけど、これはアタリだったな~。
オープニングの「Hum」からいきなり引き込まれてしまうし、続く「In Came the Flood」~「Nothing Is Anything (Without You)」への流れも本当に素晴らしい。
ライブでも観ても良さげです。
Halifax出身ということでSloanと同郷なんですな。