2020年1月27日月曜日

旺盛



【今日の一枚】



Arms and Sleepers - Safe Area Earth [Future Archive Recordings 2020]

Arms and Sleepersによる2年ぶりの9thアルバム。
今年はこれを皮切りに3枚のアルバム、3枚のEPをリリースする計画なんだとかで話半分としても壮大なスケール。
SNSを観てるとしょっちゅうツアーをしているようなのに、その合間をぬってガンガン曲を作りまくってるのは凄いバイタリティだなあ、と。
唯一のフル・ヴォーカル・トラックのシンガーはSofia Insua
全然知らなかったけどGuatemala出身のSSWで女優さんでもあるそうな。
今作においても盟友Sun Glittersが共同プロデュース、ミックス、マスタリングを担当している。
Victor Ferreiraの手によるものだというアートワークのなかに片仮名みたいな文字があるけど意味不明。


2020年1月20日月曜日



【今日の一枚】



Come On Up To The House: Women Sing Waits [Dualtone 2019]

Tom Waits翁の珠玉の楽曲群を女性アーティスト達がカヴァーするという、なんとも粋な趣向のコンピレーション・アルバム。
全12曲中5曲が1999年の「Mule Variations」から取り上げられているのは、参加ミュージシャン達がリアル・タイムで聴いていたという理由からなのかも。
どの曲も名演だと思うけど2曲目のAimee Mannによる「Hold On」なぞは本当に素晴らしいと思う。
それに続く3曲目のPhoebe Bridgersによる「Georgia Lee」も相当なインパクトで、彼女のミュージシャンとしての底知れぬ資質が垣間見れるような仕上り。
Courtney Marie Andrewsの「Downtown Train」のエモい熱唱もヨカった。
まあそれにしてもアルバムのアートワークからしてイカすよなあ。



2020年1月14日火曜日

冬のオト



【今日の一枚】



A Winged Victory For The Sullen - The Undivided Five [Ninja Tune 2019]

Dustin O'HalloranとStars Of The LidのAdam Wiltzieによるポストクラシカル・ユニットA Winged Victory For The Sullenの4作目はNinja Tuneレーベルへの移籍第一弾となった。
流麗ストリングスと微かな電子音がたまらなく心地良い。
それにしても冬は空気感がそうさせるのか、アンビエント、クラシカル系をチョイスしがちになりますな。


2020年1月8日水曜日

何卒



【今日の一枚】



Nils Frahm - All Encores [Erased Tapes 2019]

2007年に始めた極私的備忘録のこのブログも今年で14年目。
自分含めて3人くらいしか読者が居ませんが、今後とも何卒宜しくお願い致します。
そんなこんなで今年一番目に取り上げるのはニルス・フラームの作品。
前作「All Melodies」制作中に並行して制作されたEP三部作「Encores」を一枚にまとめたものなのだとか。
5曲目までが1作目、9曲目までが2作目、そして最後の3曲が完結作との事で、作風もかなり振れ幅がある印象。
というかコレ、「All Melodies」より良いんじゃなかろうか。