2013年10月25日金曜日

推量



【今日の一枚】



The Paper Kites - States [Nettwerk Records 2013]

豪州メルボルンの五人組インディー・フォーク・バンドのデビュー作。
カナダの良質ウタゴコロ・アーティスト量産レーベルNettwerkからのリリース、というだけで、そのクオリティの高さが推し量れるというか。
実際佳曲揃いであります。
それにしてもこのPV、面白いねえ。

2013年10月19日土曜日

別嬪



【今日の一枚】



Agnes Obel - Aventine [PIAS 2013]

コペンハーゲン出身のポスト・クラシカル歌姫、待望のセカンド・アルバム。
欧州各国で絶賛され、数々の賞を獲得したデビュー・アルバムから3年、それが過大評価ではなかったというのを証明するかの如く、静謐な美をたたえた音世界を十分に堪能出来る仕上がりとなっている。
それにしても別嬪やな…。

2013年10月15日火曜日

乖離ー



【今日の一枚】



mum - Smilewound [Morr Music 2013]


今年6月のHostess Club Weekenderで来日したmumの4年ぶりの6thアルバム。
初期の頃に感じたインパクトは無いものの、流石に手堅く仕上げられている印象。
M3「When Girls Collide」みたいな遊び心満載歌謡エレクトロニカ路線、もっとやって頂戴。
最後の曲にKylie Minogueが客演していてちょっと意外な気がしたけど、仲が良いのかな。

2013年10月8日火曜日

オオモノ



【今日の一枚】



Thomas Dybdahl - What's Left Is Forever [Petroleum 2013]

ノルウェーのSSWの7枚目の作品だそうですが、恥ずかしながら名前すら知りませんでした。
でもこのヒトの音楽、滅茶好みッス!!
幽玄な世界観を醸し出しつつソウルフルでもあり、時として鮮やかなまでのポップネスを現出しているあたり、その只ならぬ才能に震撼させられます。
本国ではかなりのビッグ・ネームだそうですが、そりゃそうでしょうなあ。


2013年10月4日金曜日

文脈



【今日の一枚】



Candy Claws - Ceres and Calypso in the Deep Time [Twosyllable 2013]

のっけから思いっきりシューゲイザーな音で口元が緩んでしまう。
ムーブメントから20年以上経過しているにも関わらず、こうやってその精神が継承されていっていると思うと感慨深い。
Rocketshipなんかがそうだったように、シューゲイザーの文脈に則りつつ、このバンドもドリーム・ポップ・バンドとして確固たるオリジナリティを獲得していると言えるのでは。