2014年3月24日月曜日
ハナウズミ
【今日の一枚】
Rachel Ries - Ghost of a Gardener [SoDak 2014]
Ani DifrancoのRighteous BabeレーベルからAnais Mitchellと共作EPをリリースした事もあるという女性SSWの3rdアルバム。
Secretly CanadianのアーティストDavid Vanderveldeがプロデューサーを務め、Cairo Gangとして活動するEmmett Kellyが録音に参加するなど、所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンなのだろう。
無骨な程にオーセンティックなアメリカーナ・フォークのアプローチだが、歌も演奏も楽曲のクオリティもなかなかのもので、初期マリア・マルダーなどと比較される、というのも頷ける。
個人的にはM9「I See It Coming」に特に強く感銘を受けた。
シンプルなアプローチながら、彼女の内面に潜むポジティブなパワーをひしひしと感じさせてくれる楽曲だと思う。
2014年3月18日火曜日
Spring Has Come!
【今日の一枚】
Sally Seltmann - Hey Daydreamer [Arts & Crafts 2014]
Feistの「1234」の共作者であり、AvalanchesのDarren Seltmannの嫁ハンとしても名高いSally Seltmannがポップ・マイスターぶりを遺憾なく発揮している新作。
ソングライティングの充実っぷりが半端ない。
↓の「Billy」もそうだし、M7「Right Back Where I Started From」からM8「Catch Of The Day」を挟んでM9「Seed Of Doubt」への流れなんかホント最高っす。
春を迎える今の季節にピッタリの音。
2014年3月13日木曜日
心筋梗塞
【今日の一枚】
Matt Elliott - Only Myocardial Infarction Can Break Your Heart [Ici, d'ailleurs 2013]
Third Eye FoundationのMatt Elliott、ソロ6作目。
Howe Gelbの「Alegrias」なんかもそうだったけど、激渋ヴォイスとスパニッシュ・ギターって相性が良いですな。
冒頭の「The Right to Cry」は17分超の長尺曲だけど、全く長さを感じさせず一気に聴かせてくれます。
アルバム・タイトルはニイル・ヤングを茶化してるんでしょうが…。
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2014年3月7日金曜日
そうでしたか
【今日の一枚】
Jenny Hval - Innocence Is Kinky [Rune Grammofon 2013]
全っ然知らなかったんですけど、このヒトってRockettotheskyのヒトなんですね。
2ndアルバムの「Grizzly Man」が大好きで当時かなり聴き込んだ記憶がありますが、その後全然フォロー出来てませんでした。
ソロ名義になりレーベルをRune Grammofonに移籍、今作が2枚目のアルバムの模様。
かのJohn Parish翁がプロデューサーを務めている事実にも驚かされました。
アートワークはKim Hiorthøyという事で、もう降参!であります。
肝心の音のほうも実験性と狂気とポップネスが混交するスリリングなサウンドに魅了されまくった次第。
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