2010年12月28日火曜日

年の瀬

【今日の一枚】



The Fling - When The Madhouses Appear [Lady Monk Records 2010]

皆様、良いお年を。

2010年12月27日月曜日

沁みる

【昨日のゴルフ】

今年最後のお客さんのコンペは44・43=87。
朝ゴルフ場に到着した時点の外気温がマイナス4度。
正直車から降りたくなかったです。

【今日の一枚】



Sebastian Blanck - Alibi Coast [Rare Book Room Records 2010]

精緻な作りのアコースティック・サウンド。

2010年12月22日水曜日

Fresh Feeling

【今日の一枚】



Momus - Hypnoprism [Analogue Baroque 2010]

いまは大阪に住んどるんかいな。

【今日の一冊】



森 功 - 同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録 [講談社プラスアルファ文庫]

 金融の世界を知らない小西は、素直に銀行員の話を聞き、それを実行したにすぎないのかもしれない。小西の行動を見る限り、行政や政治への対応についても似たようなことがいえそうだ。
 大阪市の駐車場のアガリにしろ、学校と銀行の取引の仲介にしろ、不動産絡みの迂回融資や裏金づくりにしろ、振り返ってみれば、事業の主体は小西邦彦ではない。それは行政であり、金融機関であり、不動産業者である。とうぜん、そこには利権が発生し、小西はその大きな分け前にあずかる。そんな構図のなかで、お互いがいい思いをしてきたのだろう。
 問題は、そうしたビジネス行為において、反社会的な暴力団や非合法組織に資金が流れていることではないだろうか。銀行からの転貸しや迂回融資がまさにそれにあたる。小西は、その役割を担っていたからこそ、糾弾されたのである。しかし、その意味では銀行も同罪である。というより、ある意味金融の知識のない無垢だった小西を引きずり込んだともいえるのである。



途轍もなくヘヴィーな題材のはずなのに、この爽快な読後感は如何に。

2010年12月17日金曜日

Dinner Show

昨夜は女房が友達とこの方ディナー・ショウへ出掛けるというので子供達とお留守番。
大層盛況だったそうな。
コッチだったら一緒に観に行ってみたいものですが。

【今日の一枚】



The Webb Sisters - Savages [The Webb Sisters 2010]

コーエンさんちの美しいお嬢さん達。

2010年12月15日水曜日

Catchy

The Primitivesが再結成してるんですね。
今週はThe Wedding Present「Bizarro」ツアーの前座を務めたんだとか。
新作出すかな~。

【今日の一枚】



The Silver Seas - Chateau Revenge! [Cheap Lullaby Records 2010]

胸がすくほどキャッチー。


【今日の一冊】



森 功 - ヤメ検 司法エリートが利欲に転ぶとき [新潮文庫]



 検察バッシングの嵐が、日本の司法システムそのものを脅かしているともいえる。
 法と証拠に基づいて判断する。検事に限らず、弁護士も裁判官も、刑事事件における法律家の基本姿勢は変わらない。プロパーであろうが、ヤメ検であろうが、その信念に基づいていれば問題はない。
 しかし、一口に法と証拠といっても、その解釈や評価の仕方によって、裁判の結果はずいぶん変わってくる。刑事事件は、海に浮かぶ氷山のようなものだ。目に見える犯行の背後には、隠れた動機や悪意が隠されている。法の運用や証拠の採用は、その隠れた部分も含めた事件の全貌から判断されなければならない。



 刑事事件に恣意的な判断の余地があるからこそ、捜査では検事の力量が試され、防御する弁護士の腕のみせどころとなる。そこにヤメ検の存在価値があるといえる。
 昨今の検察批判がヤメ検弁護士の凋落を招いている面は否定出来ない。だが、かといって事件の犯人や容疑者から必要とされなくなることもないだろう。



我が業界を震撼させたこの事件も、当時は今みたいな展開になるとは夢にも思わんかったなあ。

2010年12月11日土曜日

綽名

娘が同級生の男子達に「コマツ・デラックス」という綽名を付けられてからかわれているんだそうだ。
本人は嫌がっているようだが、なかなかセンスは良いと思う。

【昨日のゴルフ】

お客さんのコンペは43・42=85。
同行した上級者の方に「パターが下手ですね」とお褒めを頂いた。
わはははは。

【今日の一枚】



Halves - It Goes, It Goes (Forever and Ever) [Hate is the Enemy 2010]

全てを達観してしまっているかのようなデビュー・アルバム。

2010年12月6日月曜日

過渡期なのか

【今日の一枚】



Sufjan Stevens - The Age Of Adz [Asthmatic Kitty 2010]

分裂症気味ながら、えも知れぬ迫力をも感じさせてくれる。

2010年12月1日水曜日

虚像

【先週のゴルフ】

年に一回の業者さんをお呼びしてのコンペは41・42=83。
珍しくバーディーが三つも来たけど、4パットも2回。
穴が小さく見えて仕方がない。

【今日の一枚】



Last Days Of April - Gooey [Bad Taste Records 2010]

初期の破壊衝動が懐かしくないというと嘘になるけど、こういう洗練のされ方も悪くない。

【今日の一冊】



佐野眞一 - 甘粕正彦 乱心の曠野 [新潮文庫]



 甘粕の生涯には、生きた時代の暗さが決して消えない焼き鏝(ごて)のように烙印されている。甘粕はどこまで逃げても、時代のほうから追いかけられた男だった。甘粕ほど時代に魅入られ、魂をがんじがらめにされて苦悶した男はいなかった。
 甘粕は明治に生まれ、大正に翻弄され、そして昭和に死んだ。それは、日本という"帝国"に生き、"帝国"に裏切られ、それでも"帝国"に殉じたことを意味する。
 甘粕正彦は、日本の近現代しか生みだし得ない、まさしく時代の子だった。




我々世代ですとコレ教授のイメージが鮮烈に焼き付いておるワケですが…。