2013年1月30日水曜日

角男



【今日の一枚】



The Cairo Gang - The Corner Man [Empty Cellar Records 2012]

Bonnie “Prince” BillyやEdith Frostとの仕事で知られるEmmett Kelly君率いるThe Cairo Gangの3rdアルバム。
シンプルで無骨な作風ながら実に緊張感に溢れていて圧倒される。
2000年前後のSongs: Ohia=Jason Molinaが醸し出していた空気に近しい印象も。
ちなみに「カイロ・ギャング」は英国政府が1920年代にダブリンでIRAに対して構築していた諜報網の呼称。

2013年1月24日木曜日

Kalimba



【今日の一枚】



Jo Mango - Murmuration [Olive Grove Records 2012]

2006年にリリースされたデビュー・アルバム「Paperclips and Sand」は当時本当に愛聴したものでありまして、なかでも「Gomer」というトラックは未だに聴くと泣いてしまいそうになります。
今回のセカンドも本当に美しい作品。
Jo Mangoはシンガーの名前でもありバンド名でもあるそうです。

2013年1月22日火曜日

30 Years



【今日の一枚】



Mark Eitzel - Don't Be A Stranger [Merge 2012]

デビュー三十周年の節目にリリースされた作品。
相変わらずの地味渋路線ですが退屈とは無縁。
深みのある歌声は健在、演奏も安定感たっぷり、曲も粒揃いで飽きさせません。
American Music Clubもそろそろ新作出して欲しいなあ。

2013年1月10日木曜日

賀正



遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年も細々と更新していきますので宜しくお願い致します。
日々の徒然はFacebookで記しておりまする。

【今日の一枚】



Lloyd and Will Cole - Acoustic Sessions August 2012 [lloydcole.com 2012]

ロイド・コールが実の息子ウィリアムとフォーク・デュオ・スタイルでレコーディングしたセルフ・カヴァー・アルバム。
十数年前に彼の来日公演を渋谷クアトロで観た際にMCで「会場の近くで息子にお土産のおもちゃを買って帰るんだ」と話していたのを記憶しとりますけれど、その息子と二人で自分のキャリアを振り返るように作品作りが出来るなんて、ロイド翁も感無量でありましょう。
ウィル君は父のアルバム名を冠したBad Vibesなるバンドで活動中の模様。