【今日の一枚】
Jerry Paper - Abracadabra [Stones Throw 2020]
LAとNYを股にかけて活動するマルチ・プレイヤーLucas Nahanのプロジェクト、Jerry Paperの6thアルバム。
前作からStones Throwレーベルに移籍、今作も同レーベルからのリリースとなった。
13曲収録ながらトータル30分超とコンパクトにまとめているが、内容は実に多彩。
音の作りは実にオーセンティックなソフト・ロックで確かな技術に裏打ちされているのだが、アートワークから想像できるようにどこかすっ呆けている。
バリトン・ヴォイスのヴォーカルもとても魅力的で、かつメロディ・メーカーとしても大層な才能だと思える。