2010年6月29日火曜日

今週に入って駅前でこのヒトが街頭演説していたり、このヒトが街宣カーに乗っているのを見かけましたが、なんだか痛々しい印象。
今回の参院選、いつもにまして盛り上がりに欠けるような。

【今日の一枚】



Howe Gelb and A Band of Gypsies - Alegrias [Eureka Records 2010]

砂漠でカクテル、セニョリータ。

【今日の一本】



グラン・トリノ - Gran Torino [Warner 2008]

クラシック・カーってさぞや維持費がかかるんでしょうなあ。

2010年6月26日土曜日

口達者

塾通いやなんやでワタシが小学生の頃とは比べ物にならないくらい勉強させられて可哀想なムスメですが、こないだ受けた模試の結果で国語がなんと千六百数十名中一位。
…道理で口が達者なわけや。

【今日の一枚】



S - im not as good at it as you [Own Records 2010]

絶妙な乾き具合。

【今日の一冊】



佐野 眞一 - 遠い「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年 [新潮文庫]

無着の教育は、山元中学校の正門横に立つ二宮金次郎の銅像をいわば反面教師とするものだった。その銅像が象徴する忍耐と勤勉のなかにかくされたごかましを、子供達と一緒になってあばきだしていくことが無着の教育の根幹だった。いつでも疑問を持て、というのが無着の教えのひとつだった。だが、無着自身も悩んだように、問題意識は問題意識のまま残され、それを解決するだけの知識や技術を、子供達に修得させるまでには至らなかった。かわりに彼らのなかに確実に残ったものは、いつも力をあわせていこう、かげでこそこそしないでいこう、働くことが一番好きになろう、というむしろ二宮金次郎の銅像とも相通ずる勤労観と道徳観だった。彼らは無着が植えつけようとした懐疑の精神は忘れても、無着自らが実践した勤労観と道徳観だけは忘れずに持ちつづけ、それを心のよりどころにひたむきに生きてきた。というよりは東京方面に出た『山びこ学校』卒業生たちの前に立ちはだかった現実は、懐疑の精神もとうにも持てないような過酷な状況だった。資本主義社会の矛盾に目を開かされる教育を受けた子供らは、皮肉にも、最も禁欲的なかたちで、資本主義社会を支える礎石となっていった。

「山びこ学校」の舞台となった山元中学校は去年閉校されてしまった模様。

2010年6月22日火曜日

Specialite

イモウトの店BSの番組で取り上げられるようです。
ワタシに出演依頼はありませんでした。

先週は業者さんのコンペ
3パット5回、バーディー無しで40・41の81。
2位入賞で32インチの液晶TV貰いましたが、表彰式会場で隣り合わせたお客さんの社長が「会社のTV壊れたんだよなー」なんて仰るのでその場で贈呈。

【今日の一枚】



Stars - The Five Ghosts [Vagrant Records 2010]

正直あまり期待してなかったんですけれど、今回は久々に非凡なセンスを感じさせてくれている印象。
特にM2「Wasted Daylight」とか。

2010年6月15日火曜日

No Color Here

週末は接待ゴルフ
40・40の80。
3パット5回はいつも通りだけれど、3バーディーは出来杉。

【今日の一枚】



Maximilian Hecker - I Am Nothing But Emotion, No Human Being, No Son, Never Again [Blue Soldier Records 2010]

センチメンタルな熱情。

【今日の一冊】



有吉佐和子 - 非色 [角川文庫]

金持ちは貧乏人を軽んじ、頭のいいものは悪い人間を馬鹿にし、逼塞して暮す人は昔の系図を展げて世間の成上りを罵倒する。要領の悪い男は才子を薄っぺらだと言い、美人は不器量ものを憐れみ、インテリは学歴のないものを軽蔑する。人間は誰でもなんらかの形で以下のものを設定し、それによって自分は優れていると思いたいのではないか。それでなければ落着かない、それでなければ生きて行けないのではないか。

古今東西変わらぬ、人間という生き物の哀しい性(サガ)でしょうな。

2010年6月10日木曜日

名古屋の同業が破綻。
他人事とはいえ、やっぱり凹みます。

【今日の一枚】



Kaki King - Junior [Rounder 2010]

これからもどんどん歌っちゃって頂戴。

【今日の一冊】



野村 進 - コリアン世界の旅 [講談社プラスアルファ文庫]

日本のマスメディアは韓国・朝鮮系の住民に対して、大きく分けると二通りの見方しかしてこなかったように思われた。ひとつは、何だか重苦しくて厄介そうな話だから取り上げないほうが無難だろうという、事実上のタブー視である。もうひとつは「強制連行」や「国籍条項」や「指紋押捺」といった用語がことさら強調される、「在日問題」としての問題視である。私は、どちらの見方にも違和感を覚えた。タブー視は言うまでもないが、問題視も結局はお互いのためにならないのではないか、と。いずれの場合も、すっぽり抜け落ちているのは、通名(日本名)を名乗っていたり、日本国籍を取っていたりするがため、私たちから「見えなく」されている大多数の韓国・朝鮮系の人たちの日常の姿なのである。

この本が書かれた十数年前も今も、殆ど状況は変わっていないんじゃないのかな。

2010年6月3日木曜日

Walking Simulator

コレでやってみると家から会社まで4.3km。
歩きだと消費カロリーも大したことないなー。

【今日の一枚】



Turin Brakes - Outbursts [Cooking Vinyl 2010]

もう10年選手なんですね。去年ベストまで出しとったんか。

2010年6月2日水曜日

Barium

【今日のカメ】

今年の健康診断はバリウム飲みませんでした。
そろそろ年に一回くらいは本格的なドックに入ったほうが良いくらいなんでしょうけど…。
毎年会社指定のクリニックに行っとるんですが、今日は採血するスペースで待機をしておった際、看護師さんが同姓の別人の血を採ってしまうという場面に遭遇。
すぐ発覚したので、どうということはなかったのですけれど、やはり空気が凍りますね。

今年東京に配属された新人君はN大相撲部出身でして。
先日の健康診断から帰ってきて満面の笑みを浮かべつつ「痩せました!」というので数値を聞いたら120kg。
オフィスに居た一同で大ウケしたところ「服着て、ですよ!」と反論しとりました。

そいつの直属の上司にあたる20代の男が実に痩身で、今日の診断では50kgギリギリくらいだったのだとか。
小柄でもあるのですが、やはり細い。
普段もズボンは女性モノを買うことが多いようで、やはり股上が浅いため、ポジションとコンディションによっては思いもかけずカメが頭を出してしまうんだとか。
…頼むからそれだけはしまっておいてくれ。

【今日の一枚】



Rufus Wainwright - All Days Are Nights Songs For Lulu [Decca Records 2010]

ピアノのみの伴奏ですが、流石に聴かせますな。

【今日の一冊】



藤沢周平 - 闇の傀儡師 [文春文庫]

もうそろそろ傀儡政権は勘弁して頂きたいトコロ。