2016年12月27日火曜日

Selection 2016



01.715 (Creeks) - Bon Iver [22, A Million]
02.Babies - Pascal Pinon [Sundur]
03.Trainwreck - Banks [The Altar]
04.Don't Wanna Be Your Girl - Wet [Don't You]
05.Dangerous - Ladyhawke [Wild Things]
06.Be a Part - Dinosaur Jr [Give a Glimpse of What Yer Not]
07.Whirl - Western Skies Motel [Settlers]
08.Lost Dog - Sarah Jarosz [Undercurrent]
09.Not the End - Courtney Marie Andrews [Honest Life]
10.In the Morning - NAO [For All We Know]
11.Someday (feat. Devendra Banhart) - 小瀬村晶 [MOMENTARY: Memories of the Beginning]
12.Fossa - Daughter [Not to Disappear]
13.Valley Clouds - Sam Beam & Jesca Hoop [Love Letter for Fire]
14.Jo no se - Gemma Humet [Si canto enrere]
15.Through the Garden Gates (feat. Sharon Van Etten) - Carter Tanton [Jettison the Valley]
16.Shoreline - Stefano Guzzetti [Leaf]
17.Dorothy - Kevin Morby [Singing Saw]
18.Warrior - AURORA [All My Demons Greeting Me As a Friend]
19.Aquarius - Quentin Sirjacq [Far Islands and Near Places]
20.Light up the Sky - Bibio [A Mineral Love]
21.See Her Out (Thats Just Life) - Francis and the Lights [Farewell, Starlite!]
22.Skeleton Tree - Nick Cave and the Bad Seeds [Skeleton Tree]

Best Albums 2016



Bibio - A Mineral Love [Warp]
Stefano Guzzetti - Leaf [Stella Recordings]
Banks - The Altar [Harvest]
Wet - Don't You [Columbia]
Sam Beam & Jesca Hoop - Love Letter for Fire [Sub Pop]
Pascal Pinon - Sundur [Morr Music]
AURORA - All My Demons Greeting Me As a Friend [Decca]
Western Skies Motel - Settlers [Lost Tribe Sound]
Quentin Sirjacq - Far Islands and Near Places [Karaoke Kalk]
The Amazing - Ambulance [Partisan Records]

2016年12月26日月曜日

寡作



【今日の一枚】



The Radio Dept. - Running Out Of Love [Labrador 2016]

スウェーデンのドリーム・ポップ・バンドの6年振りの4thアルバム。
2003年のデビュー・アルバム以来十数年の活動で4枚目という寡作ぶりだけど、その内容の充実ぶりに驚かされる。
M6「This Thing Was Bound To Happen」やM10「Teach Me To Forget」なんかのメロディ・センスが際立っている印象だが、個人的にはボーナス・トラック扱いの「It Looked Like Heaven (But Feels Like Hell)」がベスト。
実験精神とポップネスの見事な融合をまざまざと見せつけてくれる素晴らしい楽曲だ。

2016年12月24日土曜日

島唄



【今日の一枚】



Ólafur Arnalds - Island Songs [Mercury Classics 2016]

オーラヴル・アルナルズのニュー・マテリアルは今夏故国アイスランドを7週間旅して様々なアーティストと一週間に一曲づつ歌を作り完成させた作品。
全ての曲を映像化しており、プロジェクトのサイトで観る事が出来る。
30分余りと短尺ながら実に濃密な仕上がり。


2016年12月10日土曜日

王道



【今日の一枚】



Johann Johannsson - Orphee [Deutsche Grammophon 2016]

映画音楽の世界でも活躍しているポスト・クラシカル界の重鎮的存在のヨハン・ヨハンソンの6年振りのアルバムはドイツ・グラモフォンより。
これぞ王道、というべき正統派クラシカル路線の作品に仕上がっており、その堂々たる貫禄に圧倒される。
海坊主みたいな風貌だけど、彼の紡ぎだすサウンドは気品と風格に溢れている。


2016年12月6日火曜日

Emogazer



【今日の一枚】



The Naked and Famous - Simple Forms [Somewhat Damaged 2016]

NZオークランド出身で現在はLAを拠点に活動する5人組The Naked and Famousの3年振りの3rdアルバム
衝撃的な1stアルバムに比すると2ndは少々大味な印象で、自身のレーベルからのリリースとなった今回の作品にも不安がないワケでもなかったけれども、こういう洗練のされ方はアリなんではなかろうか。
最新鋭のテクノロジーを駆使したサウンドなんだろうけど、アレンジにしてもメロディーにしても、彼等特有のプリミティブなエナジーを感じさせてくれている。
それにしてもAlisa Xayalith嬢は日本のOLによく居そうな顔つき。


2016年11月28日月曜日

しっとり



【今日の一枚】



Regina SpektorRemember Us To Life [Warner Bros. 2016]

レジーナ・スペクター、第一子出産という大きなライフ・イベントを経て4年振りにリリースされた7thアルバム。
冒頭を飾る↓の「Bleeding Heart」の高揚感溢れるキャッチー・サウンドには実にワクワクさせられるが、母性愛の為せるトコロか、全体的なトーンはしっとり抑え気味な印象。
曲そのもののクオリティは相変わらずの高位安定っぷりだけど、彼女にはもうちょっとガツン!とカマして欲しいっす。


2016年11月21日月曜日

堅気



【今日の一枚】



Courtney Marie Andrews - Honest Life [Mama Bird 2016]

Courtney Marie Andrews嬢、3年振りの6thアルバム。
Jimmy Eat Worldのマスコット・ガール的な存在だったのも今は昔、中堅フィメイルSSWとして堂々たる存在感を放っている印象。
もともとフォーキッシュ・アメリカーナなサウンドが持ち味だった彼女だけど、今作はこれまでに増してバック・トゥ・ルーツでレイド・バックしたバンド・アレンジ。
最初はちょっとベタ過ぎるかな、なんて思いつつ聴き進めていくうちに、段々耳に馴染んできて、逆にこういうオーセンティックなサザン・ウェスタン・サウンドで彼女の歌本来の持ち味が活かされてるのかな、と思えて来たり。


2016年11月19日土曜日

プリズム&ハーモナイズ



【今日の一枚】



Francis and the Lights - Farewell, Starlite! [Francis and the Lights 2016]

Kanye Westのカバー、Frank OceanChance the Rapperの作品への参加で注目を集めていたFrancis And The Lightsの正に鳴り物入りのデビュー・アルバム。
アルバムに先立ち発表されたM9「Friends」にはBon Iverが参加しており、今年発売されたJames Blakeの3rdとBon Iverの3rd、そして本作がリンクして存在感を放っている事実に感動を覚える。
というかこのアルバムも10曲30分余りと短尺なので、同じく短かった「22, A Million」とセットでリリースしても良かったんでないの、なんて。
ところで彼等の作品に共通する点として、印象的な多重録音ヴォーカル・エフェクトが挙げられるが、使用されているPrismizerと呼ばれるソフトウェアを開発したのが誰有ろう、このFrancis Farewell Starliteなのだそう。




2016年11月14日月曜日

まるごと



【今日の一枚】



AURORA - All My Demons Greeting Me As A Friend [Decca 2016]

弱冠ハタチだというこの妖精のようなルックスのお嬢さん、フルネームはAurora Aksnesというらしく、ノルウェーのベルゲン出身。
このデビュー・アルバム自体ノルウェー本国のチャート1位という華々しい結果を残したようだが、Oasisの「Half the World Away」のカバーは英国においても大きな反響を呼んだ模様。
冒頭3曲は全てシングル・カットされたそうで、9曲目「Murder Song」なんかも非常にキャッチーだが、アルバム全編を通じて所謂「捨て曲」が無い印象。
もっというとデラックス盤収録のボーナス・トラックも全てイイ。
Röyksoppとアルバム一枚丸ごとコラボ、とかいつかやってくれんかなあ。


2016年11月7日月曜日

改行



【今日の一枚】



American Football - American Football [Polyvinyl 2016]

伝説のエモ・バンドの17年振りとなるセカンド。
2年前の復活ツアーに続いてリリースされた待望のニュー・マテリアルだけど、なんともさりげなく自然体な仕上がり。
今年はOwenの新作も出たし、Mike Kinsellaの創作活動意欲はますます盛ん、といったトコロか。
1stに引き続きアルバムの名前が無いセルフ・タイトルで、アートワークは家をモチーフにしたレイアウト、ロゴが「americ」で改行されているのも継承されていて心憎い限り。


2016年10月31日月曜日

凌駕



【今日の一枚】



Banks - The Altar [Harvest 2016]

これまで幾度となく外してきたので全くアテにならないワタクシの感覚でありますけれども、このお嬢さんは途轍もなくビッグになる気がしてなりません。
2年前のデビュー作にも大概衝撃を受けましたが、今回のセカンドは明らかにそれを凌駕しております。
現時点でシングル・カットはされていませんが、5曲目の「Trainwreck」なんぞは私的ソング・オブ・イヤーと言っても過言ではないくらい。
インディ・ダンスの歌姫、で終わるような器では決してない、末恐ろしい逸材だと思います。


2016年10月25日火曜日

軋み



【今日の一枚】



Western Skies Motel - Settlers [Lost Tribe Sound 2016]

デンマークのRene Gonzalez SchelbeckのソロWestern Skies Motelの3rdアルバム。
繊細極まりないギターの調べに胸を打たれるが、アンビエント・ドローン・ミュージックとしての完成度も半端ない印象。
アートワークを見るぶんには真正アメリカーナのようでいて、実は北欧のアーティストの作品という落差も愉しい。


2016年10月21日金曜日

覚醒



【今日の一枚】



Dinosaur Jr - Give a Glimpse of What Yer Not [Jagjaguwar 2016]

特に意図したワケではないのですが、3枚連続でJagjaguwarレーベルのアルバムを取り上げる事に。
今は在籍していないようですが、Julie Doironの傑作「Désormais」と「Heart and Crime」とかホント素晴らしかったよなあ。
で、今回のダイナソーJrの11thアルバム。
正直興味を失いかけてた時期もあったりしましたけれども、久々に目が覚めるような思いが致しました。
のっけの↓の「Goin Down」の爆音ギターに痺れまくりですし、3曲目の「Be A Part」の哀愁の旋律と泣きのギター・プレイには思わず目頭が熱くなってしまいます。
8月の単独公演、行けば良かったヨ…。

2016年10月17日月曜日

ただひとつ



【今日の一枚】



Bon Iver - 22, A Million [Jagjaguwar 2016]

James BlakeやKanye Westとの交流に鑑みるに、今回のような音楽的な変化はそれなりに予想はされたものの、想像以上にエクスペリメンタルでアグレッシブなアプローチ。
しかしながらそれは全然否定的な意味合いでは無くて、個人的には大歓迎だし色んな意味で圧倒された。
このJustin Vernonというアーティストのポテンシャルをこれまで十分には理解出来ていなかったような気がするうえ、これからまだ化けそうな予感さえしてしまう。
唯一不満に感じたのが30数分の短尺だという事くらいな傑作。


2016年10月11日火曜日

きつくだいて



【今日の一枚】



Angel Olsen - My Woman [Jagjagwar 2016]

Bonnie "Prince" Billyらとの共演で知られるシカゴのフィメイルSSWの新作は前作に引き続きJagjaguwarレーベルより。
何はさておきアートワークの大胆不敵な面構えが素晴らしい。
剥き出して生々しい感触のサウンドが実に印象的で、往年のライオット・ガールスのバンド達や初期PJハーヴェイなんかも想起させられたり。
アルバム後半から終盤にかけては、前半と雰囲気が変わってスロウで艶っぽいトラックが並んでいるのも面白いコントラストとなっている。
それにしても↓のM3「Shut Up Kiss Me」とかタイトルからして痛快だよなあ。
ガタガタ言わずにキスしてきつく抱いて、か…。








2016年10月3日月曜日

水晶体



【今日の一枚】



Solo Andata - In The Lens [12K 2016]

Kane IkinとPaul Fioccoの二人のオーストラリア人によるユニットの4thアルバム。
7年振りのリリースとなる今作、前作に引き続きTaylore Deupree主宰の12kレーベルより。
同レーベルでは去年のShuttle358の「Can You Prove I Was Born」に大きな感銘を受けたものだけれど、この「In The Lens」にも同様に衝撃を受けた。
アンビエント、ドローンの文脈に則りつつ繰り広げられるジャジー&フォーキッシュな音世界。
どこか不穏でありながらもきらびやかな万華鏡エクスペリメンタル・サウンドは実に中毒性高し。

2016年9月26日月曜日

それでもなお



【今日の一枚】



Nao - For All We Know [Little Tokyo Recordings 2016]

倫敦出身のフィメイルSSWで「ネイオ」と発音するみたい。
ジャーヴィス・コッカー等のバック・コーラスを務めるなどセッション・ミュージシャンとしての経験が長かったそうだが、そんな彼女が満を持して発表したブリティッシュR&Bシーン期待のデビュー・アルバム。
至高のヴェルヴェット・ヴォイスは正に絶品。
チャーミングでコケティッシュ、そして妖艶かつゴージャス。
新たなディーヴァの登場に胸躍らされる。


2016年9月20日火曜日

いのり



【今日の一枚】



Nick Cave & the Bad Seeds - Skelton Tree [Bad Seed Ltd 2016]

ふと思うにインディー・ミュージック創生期からの生き残りで、一度も隠遁モードにならず本当の意味での現役で未だ最前線で活動中なのはこのニック・ケイブ翁のみといっても良いような。
やりたい事をやりたいようにやり続けてきて早三十数年、実に16作目となる今回のアルバムにしても、セールスの事なんぞを意識していたらオープニングに↓こういう曲を持ってくるのはなかなか出来ないと思うし、初めて彼の音楽に触れる人にとっては、一つ間違えたら読経とか祈祷の世界に聴こえるんではなかろうか。
アルバム全体のトーンは重く暗めで、ときにエクスペリメンタルな側面を見せつつ終盤のM6「I Need You」からタイトル・トラックの最終曲にかけて醸し出される祈りとか癒しを感じさせるムードはなんとも味わい深い。
今作のリリースにあわせ、ドキュメンタリー映画「One More Time With Feeling」が公開された模様で、日本での上映が待たれるトコロ。


2016年9月12日月曜日



【今日の一枚】



Quentin Sirjacq - Far Islands and Near Places [Schole / Karaoke Kalk 2016]

Dakota Suiteとの共演でも名高い仏人ピアニストの3作目のソロ・アルバム。
元々フランス語で撫でること、という意の「La Caresse」と名付けられていたそうだけど、正に彼の奏でる音の感触を言い表しているように思える。
デリケート極まりないサウンドでありながら、オーガニック&パーカッシブな印象をも抱かされる。
ポスト・クラシカル百花繚乱ともいうべきシーンにおいても独特の存在感を放っている稀有なアーティストのひとりなのでは。
アートワークが写真ではなく彼の幼馴染が書いた絵だというのにも驚かされた。



2016年9月6日火曜日

黄金律



【今日の一枚】



Ryley Walker - Golden Sings That Have Been Sung [Dead Ocean 2016]

衝撃的な2ndアルバムから一年という短いスパンでリリースされたライリー・ウォーカーの新作。
M4「Sullen Mind」などは典型的だけど、ちょっとZeppっぽいフィーリングもあるなあ、なんて思いつつ聴いておったら、なんと御大ロバート・プラントが彼のファンだと公言しているのだとか。
プリミティブ・アメリカーナなギターを中心に繰り広げられる、緊迫感に溢れながらもどこか心地よさも感じさせるバンド・サウンドは格別。
プロデュースは元WilcoのLeroy Bachが務めた模様。


2016年8月29日月曜日

はなれて



【今日の一枚】



Pascal Pinon - Sundur [Morr Music 2016]

レイキャビクの双子デュオの3rdアルバム。
1stをレコーディングした時はまだ14歳(!)だった二人ももう20代なワケだけど、今作で一皮も二皮も剥けた印象。
ミニマリスティックなアプローチで展開される独特な愁いを帯びた音世界は格別で、なかでもM9「Babies」には大いに感銘を受けた。


2016年8月24日水曜日

揃い踏み



【今日の一枚】



Sarah Jarosz - Undercurrent [Sugar Hill Records 2016]

昨秋Aoife O’Donovan等と共に3人組ブルー・グラス・ユニットI'm with Herとして来日公演も果たしたSarah Jarosz、3年振りの4thアルバム。
前作でグラミーにもノミネート、と確固たる評価を得ているワケだけど、今作も堂々たる貫禄を感じさせる仕上がり。
ゴリゴリのアメゴス路線というよりは王道カントリー・アレンジで、幅広いオーディエンスに訴求しそう。
哀愁溢れるM8「Lost Dog」とかマヂ泣けるわ~。
今年はもうひとりの片割れSara Watkinsも新作をリリースという事でこちらも要チェックであります。


2016年8月9日火曜日



【今日の一枚】



Wet - Don't You [Columbia 2016]

ブルックリンの3人組ユニットの1st。
2013年のデビューEPで大きな注目を集め、3年越しで完成に至ったフル・アルバム。
愁いを帯びたエレクトロ・インディー・ソウルにどこまでも惹き込まれる。
精緻なサウンド・プロダクションとKelly嬢のシルキー・ヴォイスも実に魅力的。


2016年8月6日土曜日

LY2D



【今日の一枚】



Tegan and Sara - Love You to Death [Warner Bros. 2016]

カナダの双子姉妹デュオのアルバムも今作で8枚目。
シンセ・エレポ路線に完全に振り切った印象だけど、全然違和感ナシ。
アルバム全曲映像化予定だそうで、アイデアが次から次へと湧き出てきてクリエイティビティ全開!といったトコロなんですかな。
奇しくも今週一夜限りの来日公演を行った模様。


2016年8月2日火曜日



【今日の一枚】



The Amazing - Ambulance [Partisan Records 2016]

ここ数年のMark Kozelekの活動ぶりを鑑みるにそのやりたい放題っぷりに拍車がかかっているというか、それはそれで面白かったりもするんだけど、どこかでRed House Paintersの幻影を追い求めてしまうとまでは言わないまでも、またああいうのもやって欲しいなあ、なんて思ってしまうのも事実。
ただ、このストックホルムのバンドの4thアルバムを聴いてちょっと考えを改めました。
正に往年のRHPを彷彿させるサウンド。
狙ってやってもなかなかこの質感は出せないように思えるけど、終盤の3曲なんかを聴くにつけ、地味に凄い気がする。
RHP路線は彼等に任せて、これからもMarkは心置きなく好き放題やって頂戴。


2016年7月29日金曜日

現在進行形



【今日の一枚】



Trashcan Sinatras - Wild Pendulum [Pledge Music 2016]

来年で結成30年、楽しみにしていたものの、どこかで多分それなりのクオリティなんだろうなあ、という諦念めいたものを抱いてしまっておりましたが、それは見事に良い意味で裏切られました。
こんなに瑞々しくも熟成した音を奏でられるバンドが他にどれだけ居る事でありましょう。
今年のフジロックでも素晴らしいパフォーマンスを披露した模様。