2018年4月23日月曜日

ゆうぐれ



【今日の一枚】



Goldmund - Occasus [Western Vinyl 2018]

数々のユニットで活動するKeith Kenniff、Goldmund名義での3年振りとなる作品。
個人的には超待望のアルバムだったが、正直期待度8掛けくらいの印象。
決して駄作とかでは無いし、聴きドコロが全くないなんて事はないのだけれど、それなりにまとまっちゃってる感があってチト残念。
タイトルは「オッカスス」と読むそうでラテン語で夕暮れを意味するのだとか。
相変わらず動画が殆ど見つけられなかったけど、↓は東日本大震災の際に日本のために演奏された楽曲。


2018年4月16日月曜日

四四四四



【今日の一枚】



Sam Gendel - 4444 [Terrible Records 2017]

Grizzly BearのChris Taylorが主宰するTerrible RecordsからリリースされたSam Gendelのデビュー作。
元々はジャズ・ユニットINGAとして活動しギターとサックスを担当していたようだ。
タイトルの4444って一体?と思ったがアートワークも4の数字を4つレイアウトしたもので本人にとって特別な思い入れがあるものなのだろう。
Devendra BanhartJosé GonzálezSam Amidonといった新世代インディー・フォークのビッグ・ネームなんかとも比肩する個性だと思終える。
個人的にはヒップホップの要素が大胆に取り入れられた8曲目の「DAVE」と流麗なメロディが印象的な10曲目の「CHOICES」が特にお気に入り。
↓の動画のFabiano do Nascimento(今作にもゲスト参加)とのセッションではSaxを演奏している。


2018年4月9日月曜日



【今日の一枚】



Submotion Orchestra - Kites [SMO Recordings 2018]

自主レーベルからのセルフ・リリースとなったサブモーション・オーケストラの5thアルバム。
アルバム・ジャケットに使用されている写真は7人のメンバーが撮ったものから選ばれたそうで、それぞれが収録されている10のトラックに結び付けられているのだとか。
従前の作品では重厚かつ先鋭的なサウンドに比してヴォーカルの線が細い印象も否めなかったけど、今作ではそのネガティブな要素は払拭されているように思える。
↓の2曲目「Variations」とかホント素晴らしい。


2018年4月3日火曜日

ゲオルグ



【今日の一枚】



George Fitzgerald - All That Must Be [Domino 2018]

伯林を拠点に活動してきたUKの電子音楽プロデューサーが3年ぶりに放った2ndフル・アルバム。
Lil_SilvaTracy ThorneBonoboといった豪華面子の客演でも話題を呼んでいるようだが、アルバム・トータルのクオリティも特筆に値するレベルなのでは。
アンダーグランドとメジャーの垣根を軽々と超えるダンス・ミュージック、といった印象。
それにしてもMassive AttackProtection、1994年のリリースという事はもうかれこれ24年も前になるんですなあ。