バルセロナのギター・ポップ・ユニットのデビュー・フル・アルバム。
日本でいうトコロのシューゲイザーというジャンルは欧米ではドリーム・ポップという括りで語られることが多いけど、正にドリーム・ポップという言葉がしっくり来るサウンド。 The Clienteleから少しサイケデリック色を薄めたような音にも聴こえる。
Bat For LashesことNatasha Khan、4年振り4枚目のニュー・マテリアル。 前作のアートワーク程ではないにしても、今回もなかなかに刺激的。
結婚式直前に交通事故でフィアンセを喪ってしまった花嫁、というテーマにまつわるコンセプト・アルバムなのだとか。
毎回彼女の作品を聴くたび思うけど、決して巧い部類には入らない歌い手なのに、なんだか言葉で表現しにくい魅力をたたえた音楽を毎回奏でてくれている。
ブラーのデーモンのソロに参加したり、ベックと共演したりとMusician's Musicianっぷりを遺憾なく発揮している彼女、今後の活躍も楽しみ。