入場するのに一時間も並ばされたのには辟易しましたけれど、映画も観ずに行ったにも関わらず十分楽しめました。
館内のレストランもとても良い雰囲気。
帰りにココにも寄って江戸時代気分を満喫し、最後はココをゆっくりと散策、鯉にエサやりながらのんびりした時間を過ごしました。
いつも一緒に大河ドラマを観ている息子に「ここはヤタローのお家(のひとつ)だったんだよ」と説明すると目を真ん丸にして驚いた様子。
それを言うならウチの近くのココもヤタローの弟のお家ですな。
【今日の一枚】
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Blonde Redhead - Penny Sparkle [4AD 2010]
貫禄すら感じる。
【今日の一冊】
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猪瀬 直樹 - 昭和16年夏の敗戦 [中公文庫]
「やる」という勢いが先行していたとしても、「やれる」という見通しがあったわけではなかった。そこでみな「数字」にすがったが、その数字は、つじつま合わせの数字だった。
いわば、全員一致という儀式をとり行うにあたり、その道具が求められていたに過ぎない。決断の内容より"全員一致"のほうが大切だったとみるほかなく、これがいま欧米で注目されている日本的意思決定システムの内実であることを忘れてはならない。
この本が世に出たのが1983年。
いまとなっては「日本的意思決定システム」がもてはやされていた時代があったと思うと感慨深い。