月曜開催なんですと。
昨日呑み過ぎたから丁度良かったかも。
【今日の一枚】
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Marnie Stern - Marnie Stern [Kill Rock Stars 2010]
暴走ネーチャン、なおも驀進中、ってか。
【今日の三冊】
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塩野 七生 - ローマ人の物語 キリストの勝利〈38・39・40〉[新潮文庫]
このころになって私は、ローマ帝国の「滅亡」とか、ローマ帝国の「崩壊」とかは、適切な表現ではないのではないかと思い始めている。滅亡とか崩壊だと、その前は存在していなくてはならない。存在していないのに、滅亡も崩壊もしようがないからである。と言って、分解とか解体とかいう表現も納得いかない。全体が解体して個々の物体になったとしても、それは規模が小さく変わっただけで、本質ならば変わっていないはずだからだ。
となると、「溶解」だろうか、と思ったりする。ローマ帝国は溶解していった、のであろうか、と。
少なくとも、宗教面では「溶解」が妥当であるように思う。なぜなら、ローマ人がキリスト教徒に敗れたのではなく、ローマ人がキリスト教徒になってしまった、のであったから。
ユリアヌスの治世が1年9か月ではなく、19年だったら、か…。