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【今日の一枚】
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Julianna Barwick - Nepenthe [Dead Oceans 2013]
昨年入手した当初の印象はチト浮世離れし過ぎてるかな、といったカンジだったのだけれど、年が明けてから何となく聴き直してみてハマってしまいました。
冬の冷たい空気にフィットするのか、その独特の浮遊感に満ちた正に白日夢ともいうべき音世界にのめりこんでしまいます。
曲と曲の境目がファジーで、あたかも全ての曲が繋がっていて、アルバム一枚が一曲の作品なんじゃないかと錯覚してしまいそうな作りの音楽。
天使の歌声のようでいて、ときに呪術的にも聞こえます。
普段はブルックリンを拠点に活動する彼女、この3rdアルバムはレイキャビクで録音されたそうですが、やっぱり寒いトコロで作られたんですね。