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【今日の一枚】
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Sam Amidon - Lily-O [Nonsuch 2014]
こんなに牧歌的でありながら緊迫感に満ちた音は出そうと思って出せるモンではないのでは。
ルーツ・ミュージックを現代的かつ独創的に解釈、と書くと実に陳腐な言い回しになってしまうけど、このヒトの生み出すサウンド・スケープは凡百のオルタナ・カントリーとは確実に一線を画しているように思える。
今作もBedroom CommunityレーベルのオーナーValgeir Sigurðssonがプロデュースを担当、彼の所有するレイキャビクのスタジオでレコーディングされたようで、ジャズ・ギタリストのビル・フリーゼルがゲスト参加。
それはそうとこのヒトの奥さんってBeth Ortonなんですね。
知らんかったー。