
【今日の一枚】

Sigrid - Sucker Punch [Island 2019]
日本の女子ゴルフの世界で1998年生れの選手が軒並み活躍していて、黄金世代と呼ばれたりしているワケですが、このノルウェイの若きポップスターと今年セカンド・アルバムをリリースし、ケミカル・ブラザーズの新作にもフィーチャーされた同郷のAURORAが1996年生れの同い年で親友と知り、そういえばと思って北アイルランドのSOAKの年を調べてみたら奇しくも1996年という事で、欧州ポップ・ミュージック界の黄金世代かも、なんて。
父上がニイル・ヤングの大ファンで母上がジョニ・ミッチェルの信奉者、なんてエピソードはそれこそ出来過ぎなハナシのような気もするけど、この作品を聴くにつけ、もし今キャロル・キングが20歳過ぎだったとしたら、こんなカンジかも、とか思わされたりした。
メロディの完成度には本人も相当拘りがあるようで、全曲ピアノ弾き語りでも十分聴き応えりそうだが、シンセ・ポップ調のアレンジも実にハマっていて楽しい。
母国のアルバム・チャートで首位を獲得、英国においても4位につけたという快挙もさもありなんと思える充実作。