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【今日の一枚】
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Laura Jurd - Stepping Back, Jumping In [Edition Records 2019]
英ジャズ・カルテットDinosaurを率いるLaura Jurdのソロ名義としては3作目にあたるアルバム。
昨年リリースのバンド作「Wonder Trail」は相当鮮烈な印象を与えてくれたものだけど、今回のソロ作は相当ストイックに彼女独自のジャズ観を追求しているように感じられた。
彼女のトランペットを軸に据えつつ、The Ligeti Quarteによる弦楽四重奏やElliot Galvinによるピアノをはじめとしてバンジョーやユーフォニウム、サントゥールといった多彩なインストゥルメンツが自由奔放な演奏に彩りを添えている。
そして何より彼女の自然体な佇まいが相変わらず素晴らしい。