【今日の一枚】
Ryan Adams - Wednesdays [PAX AM 2020]
Ryan Adamsは元々2019年に3枚のアルバムをリリースする予定だったのが、NYタイムスの記事がきっかけで元妻Mandy Mooreや今をときめくPhoebe Bridgersを含む複数の女性に対する性的虐待の疑惑が世の明るみに出る事となりリリース計画が頓挫に追い込まれてしまっていた。
三部作そのものがお蔵入りする可能性も囁かれていたが、昨年の暮れにその内の一枚である今作が突然サプライズ・リリース。
当初は「Big Colors」という作品を最初に発表する予定だったので、順序が逆になったワケだけれど、これから残り2作も追ってリリースされるのを期待。
元々多作で知られるアーティストだが、2000年のソロ転向以来、今作で実に17枚目。
オープニングからして「I’m Sorry And I Love You」、という笑えないジョークのようなタイトルのバラードから始まり、アコースティック弾き語りメインの楽曲が並ぶが、実に味わい深い。
それにしてもMark Kozelekにしても然りで、ワタクシの敬愛するアーティストは下半身絡みでよく叱られてるよなあ。