2010年8月17日火曜日

なんとなく

今年のお盆は地元に帰りませんでした。
今日から娘は林間学校。

【今日の一枚】



Frontier Ruckus - Deadmalls and Nightfalls [Ramseur Rec. 2010]

もしかしたらこの若者達はアメリカン・フォーク・ロックの未来を担ってしまうんじゃないのか。


【今日の一冊】



出井康博 - 黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人 [講談社プラスアルファ文庫]



中根は不思議な魅力を持った男だった。明治時代、日本人としては極めて早期に「アメリカ」を学んだ若者が、中年になって自堕落な詐欺師へと落ちぶれ、平然と妻子を捨てたかと思えば、やがて突然、黒人の前に救世主として君臨する。中根が主張した通り、仮に帝国主義の日本がアメリカの黒人を「解放」していたとしても、それで黒人が幸せになれたとは思わない。だが私は、彼の主張の善悪を越え、無名の、しかも政府や軍にも属さない一外国人がFBIという強大な組織を翻弄する様に強く惹かれた。



こんなニッポン人も居たんですなあ。