2011年6月20日月曜日
乍憚
【今日の一枚】
Bella Ruse - Kuhzoo [International Sock Monkey 2011]
いや~、思わず口元が緩んじゃうよねえ。
【今日の一冊】
後藤忠政 - 憚りながら [宝島社文庫]
ヤクザっていうのはさ、やっぱり相手と真正面からぶつかって、勝負するもんだ。後ろからとか、背中から、タンタンタンッとやるのは、やっぱり”ギャング”だよ。俺が若い頃は、ヤクザの喧嘩といったら日本刀で斬り合うのが当たり前だった。斬り合いになったら、自分の命がどうなるか分からんし、逆に斬り返されて殺されるかも分からん。自分も捨て身の覚悟で相手の事務所に乗り込んで、相手とカンカンやって、自分も斬られて、というのが男の勝負であって、ヤクザの喧嘩だろ。こういうところがヤクザの格好よさだったんだけどな…。
大抵のオッサンの「俺の若い頃のハナシ」は退屈至極なワケですが、ごく稀に例外も居られます。