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【今日の一枚】
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Kristin Hersh - Possible Dust Clouds [Fire Records 2018]
正直驚いた。
Trowing Musesは当時かなり熱心に聴いていたし、Kristin Hershのソロも追いかけてはいたものの、流石にここ最近はフォローしきれていなかった。
新譜が出るらしい、と知っても最初は食指を動かされなかったというか、ピクシーズやブリーダーズの復活作を鑑みても、そんなに期待出来ないだろうし、とりあえずダウンロードだけしとくか、みたいな。
ところが、である。
これが実に素晴らしいのだ。
1966年生まれだというから52歳になるクリスティンが、こんなにパワフルでラウドで勢いのあるギター・ロックを鳴らしてくれるとは。
ささくれだったポップネスは健在だし、クリスティンのヴォーカルも全くといって良い程衰えを感じさせない。
全盛期のTrowing Musesに比肩するクオリティと言っても良いと思う。