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【今日の一枚】
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Ron Sexsmith - Hermitage [Cooking Vinyl 2020]
今年はロン・セクスミスのメジャー・デビュー作「Ron Sexsmith」がリリースされて25年になるそうだ。
そんな節目と言うべきタイミングで発表された今作、25年で13枚目の作品にあたる模様。
ずっと追いかけてきていたつもりが、実は前作・前々作は出ていたのにも気が付いていなかったという体たらく。
オンタリオ州ストラトフォードに拠点を移し、盟友的存在のドラマーDon Kerrをプロデューサーに迎え、ドラム以外の楽器は全てロン自身が演奏し制作が進められたのだとか。
全16曲で収録時間が47分という事で1曲あたり3分くらいの楽曲が並ぶが、聴き進めるにつけ、このヒトは本当にオーセンティックなアプローチと平易な言葉遣いで「グッド・メロディ」を愚直なまでに追及し続けているんだなあ、と改めて痛感させられた。
そのアティチュードはデビュー以来一貫されてるんだろうけれども。