【今週の一枚】
cSkullcrusher - Quiet the Room [Secretly Canadian 2022]
頭蓋骨割り、とはなんとも物騒でおどろおどろしいネーミングだが、NY出身でLAを拠点に活動するフィメイルSSW、Helen Ballentineのソロ・ユニット。
眉目秀麗で可憐極まりない容貌の彼女、その奏でる音楽も実に繊細で美しい。
Big ThiefやBon Iver関連で名高いAndrew Sarloをプロデューサーに迎え、Noah Weinmanがコラボレーターとなって制作されたデビュー・アルバム。
Secretly Canadianレーベルの看板のひとつに成り得るポテンシャルを秘めているように思えた。
リード・シングル 「Whatever Fits Together」やタイトル・トラック「Quiet The Room」も良いが、個人的にはM11「Window Somewhere」やラストの「You are my House」がツボ。
聴くたびに心洗われるような感覚に陥ってしまう。