2022年12月19日月曜日

咆哮



















 【今週の一枚】













Brakence - Hypochondriac [Columbia Records 2022]

もうかれこれ20年余り駄ブログを書いてきたけど、SNSの時代になってから日々の徒然やゴルフ・ネタはそちらに移行し、ほぼ音楽ネタのみになって、ここ数年は週に一度「今週の一枚」で音源を紹介するスタイルになっている。

前身のブログの時代から年末にその年の10枚とCD-R一枚分くらいのプレイリストを作っており、今年もそろそろやろうと思っているのだけど、もし「今年の一枚」という形で一枚だけ上げるとしたら間違いなくこのBrakenceのアルバム「Hypochondriac」だ。

BrakenceはOhio州Columbus出身の弱冠21歳の青年Randy Findellによるソロ・ユニット。

SoundCloud上に音源をUPし始めたのが2016年だったというから当時まだ15歳だったワケで、その早熟ぶりに驚かされるが、その才能は早くから注目を集めていたようだ。

ハイパー・ポップの括りで紹介されている事が多いようだが、Emo RapやGlitch Pop等とも形容されている。

トラック・メイカーとしても凄まじいポテンシャルを有しているうえにボーカリストとしても突出した才能の持ち主だと思う。

こんなにもエネルギッシュで美しい咆哮は滅多に聴く事が出来ないのではないだろうか。