2010年12月15日水曜日

Catchy

The Primitivesが再結成してるんですね。
今週はThe Wedding Present「Bizarro」ツアーの前座を務めたんだとか。
新作出すかな~。

【今日の一枚】



The Silver Seas - Chateau Revenge! [Cheap Lullaby Records 2010]

胸がすくほどキャッチー。


【今日の一冊】



森 功 - ヤメ検 司法エリートが利欲に転ぶとき [新潮文庫]



 検察バッシングの嵐が、日本の司法システムそのものを脅かしているともいえる。
 法と証拠に基づいて判断する。検事に限らず、弁護士も裁判官も、刑事事件における法律家の基本姿勢は変わらない。プロパーであろうが、ヤメ検であろうが、その信念に基づいていれば問題はない。
 しかし、一口に法と証拠といっても、その解釈や評価の仕方によって、裁判の結果はずいぶん変わってくる。刑事事件は、海に浮かぶ氷山のようなものだ。目に見える犯行の背後には、隠れた動機や悪意が隠されている。法の運用や証拠の採用は、その隠れた部分も含めた事件の全貌から判断されなければならない。



 刑事事件に恣意的な判断の余地があるからこそ、捜査では検事の力量が試され、防御する弁護士の腕のみせどころとなる。そこにヤメ検の存在価値があるといえる。
 昨今の検察批判がヤメ検弁護士の凋落を招いている面は否定出来ない。だが、かといって事件の犯人や容疑者から必要とされなくなることもないだろう。



我が業界を震撼させたこの事件も、当時は今みたいな展開になるとは夢にも思わんかったなあ。