本年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年早々泥酔して携帯を紛失してしまうという醜態。
後から見つかったので良かったようなものの、自分の馬鹿さ加減にほとほと呆れ果てました。
やはり坊主頭はロクなのが居りませんな。
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オトウトの車とワタクシ。
助手席にしか乗ったことがありません。
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実家のお節もお取り寄せでしたが、スカスカではありませんでした。
【年末年始のゴルフ】
暮れが41・42=83、明けが38・42=80。
何時になく寄せとパットが安定していたような。
【今日の一枚】
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Des Ark - Don’t Rock The Boat, Sink The Fucker [Lovitt Records 2011]
原石の輝き。
【今日の一冊】
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森 功 - 許永中 日本の闇を背負い続けた男 [講談社プラスアルファ文庫]
許永中に惹かれるのはなぜか。
本来、許はアンダーグラウンドの人間と見られてきた。そんな相手と政財界の名だたる重鎮が付き合うのは、リスクを伴う。だが、許は周囲を巻き込み、初対面の大物を自分のペースに乗せていった。彼らは許に暴力的で無秩序な匂いを感じ取りながら、そこには目をつぶる。そうして政財界の実力者たちが許と抜き差しならない関係になっていったのである。
そんな不可思議な現象は、やはり在日韓国人の実業家という彼の立場を抜きには語れない。在日韓国人という言葉は、日本人社会にとって複雑な響きがある。能力的な違いはないはずなのに、在日の人たちはときに卑しく扱われ、疎んじられた。反面、日本人は在日韓国人の結束力や反骨心、暴力的な強さを恐れ、あるいは深層心理で憧れを抱く場合すらあった。長いあいだ、お互いがそうした複雑な感情を抱いてきたのではないだろうか。
しかし本来、いびつな関係であるのはいうまでもない。「在日韓国人として日韓の架け橋になる」という許永中の旗印は、その矛盾を埋めようとする作業に見える。政財界の重鎮たちは、許と交わるうえで「日韓の架け橋」という言葉は、大義名分として利用できた。だからこそ、彼の反社会性に目をつぶったのではないだろうか。
しっかし、よくぞここまで掻き回せたモンだよなー。