2011年8月23日火曜日

きっと



【今日の一枚】



Gotye - Making Mirrors [Eleven 2011]



豪州の若きPOPマエストロと呼ばせて頂きます。

【今日の一冊】



殺された側の論理 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」 - 藤井 誠二 [講談社+α文庫]


 犯人の少年には人間として罪を償ってほしい。いまは、社会に出たらあれやろう、これやろうと考えていて、罪の重さ、妻と娘の命の重さをわからないままでいる。それは人間としてかわいそうなことだ。死刑というのは二度と社会に出られないということ。そのときに自暴自棄になるかもしれないが、そのことが初めて心を取り戻してくれることだと思う。初めて人間に戻れて、人間として死ねるんじゃないかと思う。死刑をもって、人間の生きる喜びや命の重さをわかってくれる。社会に出て普通に生きることが償いじゃない。死刑という更生や償いがある。死を宣告されて死にたくないと思うとき、初めて命の大切さがわかり、殺された側の人間の無念や苦しみ、悲しさがわかるのだと思う。死刑を受け入れたとき、彼の人生に初めて意味や意義が生まれるのだと思います。  - 本村洋


このヒトだってきっと制度廃止には反対のはずだ。