2024年5月7日火曜日

五十路











 

【今週の一枚】













Iron & Wine - Light Verse [Sub Pop 2024]

Iron & WineはSam Beamのステージ・ネームで今作が7年ぶりの7thアルバム。

過去にはJesca Hoopとの共作アルバム「Love Letter for Fire」をリリースしたり、Calexicoともコラボ作品「Years to Burn」を発表してきた彼だが、コロナ禍の雌伏の期間を経て本格的に活動を再開、今回の「Light Verse」の完成に漕ぎ付けた模様。

まずもって目を引くのが3曲目の「All In Good Time」がかのFiona Appleとのデュエット曲となっている事で、なんともリラックスしたムードが心地よいカントリー・ソングとなっている。

これまでの作品に比べると、ほんの少しアレンジがゴージャスになっている印象が強いトラックが並んでいるが、これはこれで味わい深い。

今作のプロデュースはSam自身が手掛け、Dave Wayがミキシングとエンジニアリングを担当している。

それにしてもその風貌からして年齢不詳な彼、今年やっと50歳を迎えるんですな。