【今週の一枚】
Iron & Wine - Light Verse [Sub Pop 2024]
Iron & WineはSam Beamのステージ・ネームで今作が7年ぶりの7thアルバム。
過去にはJesca Hoopとの共作アルバム「Love Letter for Fire」をリリースしたり、Calexicoともコラボ作品「Years to Burn」を発表してきた彼だが、コロナ禍の雌伏の期間を経て本格的に活動を再開、今回の「Light Verse」の完成に漕ぎ付けた模様。
まずもって目を引くのが3曲目の「All In Good Time」がかのFiona Appleとのデュエット曲となっている事で、なんともリラックスしたムードが心地よいカントリー・ソングとなっている。
これまでの作品に比べると、ほんの少しアレンジがゴージャスになっている印象が強いトラックが並んでいるが、これはこれで味わい深い。
今作のプロデュースはSam自身が手掛け、Dave Wayがミキシングとエンジニアリングを担当している。
それにしてもその風貌からして年齢不詳な彼、今年やっと50歳を迎えるんですな。