【今週の一枚】
Anna von Hausswolff - ICONOCLASTS [Year0001 2025]
スウェーデンGothenburgのアート・ロック・アーティストにしてオルガン奏者のAnna von Hausswolffによる5年ぶりの6thアルバム。
これがかなりの異色作となっている。
自ら演奏するパイプ・オルガンと歌唱がベースになっているのだが、一枚のアルバムのなかにあってアバンギャルド・ジャズ、ダーク・アンビエント、ドローン・ミュージックと楽曲毎に様々な表情を見せ、時としてマス・ロック的なアプローチをも見せているのだから興味深い。
また4曲目の「The Whole Woman」ではロック界の大御所Iggy Popがフィーチャーされており、朗々たるバリトン・ボイスで感動的なデュエットを披露している。
加えて7曲目の「Aging Young Women 」には異色のアメリカン・ゴシックの歌姫Ethel Cainが参加しているのも話題を呼んでいるようだ。
多くの楽曲でサックスやクラリネットを演奏しているOtis Sandsjöの存在も今作の独特のスパイスとなっているように思えた。
プロデュースはAnna自身とFilip Leymanの共同作業となっており、多くの楽曲で演奏にも参加している。
ネット上ではこの作品を絶賛するコメントやレビューを数多く目にしたが、一方で批判的な意見も散見されたのは問題作たる所以だろう。


